1)ドオルトンの副作用で一番多いのが胃腸障害です。吐気や嘔吐
が多いのですが、お腹のゴロゴロもそうだと思います。
2)卵巣の腫れの原因には、排卵などの「機能性」のものと「卵巣
嚢腫=腫瘍」にによるものとがあります。排卵による腫れを「黄体
嚢胞」や「ルテイン嚢胞」といいます。排卵誘発で注射したhCGや
下垂体からのLH(黄体化ホルモン)が原因です。ドオルトンを内服
すると下垂体のLHが下がって、しばらくすると卵巣の腫れがしぼ
んできます。通常は1〜2週間ですが、時には1ヶ月ぐらいかかるこ
ともあります。
3)腫れた卵巣が時々ねじれて腹痛が起きる事がありあます(卵巣
嚢腫の茎捻転)。破裂は滅多にありませんが、セックスは控えたほ
うが良いでしょう。痛みが強くなる時は担当医に相談して下さ
い。
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