■当院の治療方針
当院では患者さんとのお話・診察(超音波検査と内診)・さらに必要があれば採血や他のCT・MRI等の画像検査を追加し、患者さんが抱えている産婦人科の病気の問題点を理解した後に、いつくかの治療方針をお示しする事にしています。
患者さんの生活環境や病気の状態によって「治療に幅がある」ためです。
ただし時には「選択肢」が少ない場合もあります。
多い場合は侵襲や副作用が少なく費用の安い治療から始めることを基本しています。
また「婦人科がん」を発見した時は、がんの種類や状態によっていくつかの関連の大病院へ紹介します。
■ 当院開設の経緯
長崎大学を卒業後4月に九州大学附属病院婦人科学産科学教室に入局し20年間(その内の5年間は免疫学・細菌学の研究、等)で数多くの貴重な疾患・稀な疾患を含めて勉強させて頂きました。
退局後は浜の町病院で4年間・久保田産婦人科で2年間を経験し、2003年に中央区荒戸の地で「産婦人科クリニック」を開設しました。
開設当初は九大病院・浜の町病院から継続して診ている患者さん達が半数以上でしたが、現在では8割前後の方が荒戸近辺から中央区、2割ぐらいの方が中央区以外の福岡市内と福岡市周辺の市町村から受診されています。